私が剣道を始めたきっかけは、三つ上の姉の影響でした。
小学1年生の私は、姉がしたいことは私もしたい、という時期でした。
姉と一緒に家から近かった吉川スポーツ少年団に入り、剣道人生がスタートしました。
小学1年から、大学四年まで剣道を続けてきましたが、今でも忘れられないのは、大学進学の時に吉川スポーツ少年団の恩師に言われた一言です。
「どんな道に行ったとしても、応援しているよ」という言葉は、当時、剣道をしない進路に行くことに対して躊躇していた私にとって、とても温かい言葉でした。
私にとって、吉川スポーツ少年団は、元気をもらえる場所です。
子どもたちの頑張っている姿や、自分がここで頑張ってきたことを思い出すと、悩みも全部吹っ飛びます。感謝でいっぱいです。
結果、大学では剣道と勉学を両立しながら充実した大学生活を送ることができました。
外国語大学に在籍していたため、アメリカの留学生が「剣道したい!教えて!」と言ってやる気満々な姿を見ると、こちらまで嬉しくなったのを覚えています。
そして卒業後は、アメリカやハンガリーに留学し、剣道を通して仲良くなった友人もいました。
また、ジャパンクラブに入っていたため、剣道を紹介する機会もありましたし、実際に剣道の試合を見せたりもしました。
何が何だかわからないけど、剣道ってすごい!かっこいい!というアメリカ人の生徒のキラキラした目は今でも印象に残っています。
将来もし海外で働くことがあれば、剣道部を作って、広めていきたいです。
現在は、教員になるため日本で就職活動中です。
時間がある時は、吉川スポーツ少年団に行くのが日課になっていますが、最近はコロナウイルスの関係で行くことができていません。
しかし、こういう時期だからこそ吉川スポーツ少年団や剣道の大切さを改めて感じるいい機会だと思っています。
今出来ていることが当たり前と思わず、感謝する気持ちを忘れないようにしたいです。