私は小学校1年生から高校まで滋賀県で剣道をしており、その後愛媛県の大学に進学し、愛媛にて剣道をのんびりと続けておりました。
就職を機に福井県へやってきたのは昨年（令和4年）のことです。縁もゆかりもあまりなく、友達どころか知り合いもいない社会人生活が福井県小浜市でスタートしました。仕事から帰っても特にすることもなく、〇〇〇〇プライムでアニメや映画を見ることしかやることのない、なかなか寂しい日々を送っていました。そんな中、職場の方から小浜市剣道連盟さんをご紹介いただき、久しぶりに稽古をする場をいただくことができました。久しぶりの稽古だったことやお世辞にもきれいとは言い難いオリジナル剣道を身に付けてしまっていた私は、素振りからご指導いただき基本を見直すことをメインに稽古をしていました。
段々と体が動くようになってきた気配がする頃、敦賀市へ引っ越すことになりました。稽古をどこで続けようか悩んでいたところ、小浜市の会員さんから敦賀市剣道連盟さんをご紹介いただき今に至ります。どちらの剣道連盟さんでも縁もゆかりもない私をあたたかく受け入れてくださったおかげで、福井県で非常に充実した生活が送れるようになりました。もうあの頃の寂しさはなく、剣道を続けていて本当によかったなとしみじみと感じています。稽古前に仮の腹痛を起こしていた小学生の時にやめなくて正解でした。
現在、社会人2年目で毎日バタバタした生活を送っており、つらい時も多いですが、稽古に行き、声を出して、竹刀を振ると元気がでます。今は四段合格を目標に稽古中です。いつまでも参段のまま、偽りの審判員をやるわけにもいきませんので・・・。しかし、そうすると剣道形も頑張らないといけませんし、オリジナル剣道の癖も直さなくてはなりませんし、やることは多いですが、頑張って挑戦してみようかなと思います。
剣道でできたご縁を大切に、これからも末永く福井県で剣道を続けていければなと思います。
↑11月3日の嶺南剣道大会にて（左から3番目が青木萌子さん）
