坂井地区剣道連盟は2023年11月25日（土）～26日（日）、創立40周年記念事業として「京都武者修行バスツアー」を開催しました。ベテランから若手まで総勢33名の会員が参加し、世代を超えて楽しく交流を深めることができました。
11月25日（土）早朝、三国体育館の駐車場からバスは出発し、道の駅さかい、丸岡ＩＣで会員をピックアップ、一路京都へと向かいました。バスの中では他己紹介、京都クイズ、ビンゴゲームなど豪華景品を目指してみんなで盛り上がり、あっという間に京都に到着。まずは鴨川沿いにある「石長松菊園」にて舞妓さんのショーを見ながら腹ごしらえ。
その後、京都武徳殿にて地元の洛友会（剣友会）の皆さまと合同稽古で汗を流しました。124年の歴史がある武徳殿の厳かな雰囲気と重厚感に会員一同、身も心も引き締まった様子でした。
武徳殿での稽古を終えると一息つく間もなく嵯峨野へと向かい、渡月橋や竹林を観光したあとで、トロッコ列車に乗車、ライトアップされた紅葉を楽しみながらトロッコ亀岡駅へと向かいました。
亀岡駅に到着すると、本日の宿泊地である湯の花温泉の老舗旅館、渓山閣へと向かいました。宿の温泉で疲れをとり、宴会場では会員同士、剣道談義に花が咲き、カラオケで大いに盛り上がりました。
翌日は丹波の道の駅で買い物をしたあとで日本三景のひとつである天橋立へと向かいました。天橋立ではケーブルカーとリフトに乗って「天橋立傘松公園」へと上り、天空と海の融合が織りなす絶景に触れ、心が癒される至福のひとときを過ごすことができました。
天橋立の景色を楽しんだあとで、バスに乗車し、左手に日本海を眺めながら福井へと帰路につきました。
2日間、天気にも恵まれ、病気や怪我をする会員もおらず、みんな元気に帰宅することができました。会員からは「すごく楽しかった！またぜひやりたい！」という声が多く、今回のバスツアーは会員の親睦を深める貴重な時間になったことと思います。
坂井地区では、昨今、剣道人口減少が進んでおり、そこにコロナが追い打ちをかけ、特に若年層の剣道離れは大変深刻な状況になっております。今回のバスツアーが剣道人口を増やす呼び水となり、会員同士がより一層仲良く協力しあい、剣道を通じて成長していけることを願っております。
