「第60回全日本女子剣道選手権大会」が2021年9月19日(日)、奈良県橿原市のジェイテクトアリーナ奈良で開催され、本県代表の大西ななみ選手(五段、敦賀高校教員)は1回戦で東京都代表の小川燦選手と対戦、延長でメンを取られ惜敗しました。
▽1回戦
大西ななみ(福井県) ▲ ― 延メ 小川燦(東京都)
敦賀高校剣道部顧問 大西ななみ
今大会では、初戦の小川選手(東京)に延長戦で敗れ、1回戦敗退となってしまいました。小川選手は長身の上段の選手であり、なかなか自分の間合いで勝負をすることができず、迷っていたところを、担いで面を打たれてしまいました。
新型コロナウイルス感染症の影響での暫定的なルールの変更に伴い、打つ場面が制限される中で、上段に対してなかなか打つ機会をつくることができなかったことが敗因だと思います。しかし、今回1回戦で敗退したことで、もう一度自分の剣道や取り組みを見直すきっかけとなり、課題も多く見つかりました。日頃応援して下さる方々のためにも、気持ちを新たに「挑戦する」気持ちを忘れずにこれからも稽古に励んでいきたいと思います。また、自分が試合に出ることで学んだことや感じたことを生徒の指導にも繋げていきたいと思っています。これからの福井の剣道の発展のためにも頑張り続けたいと思います。応援ありがとうございました。