全日本剣道連盟主催の「第56回全日本居合道大会」が2021年10月9日(土)、東京都の東京武道館で開催されました。この大会は各都道府県から居合道の五段、六段、七段の3名が出場して各段別のトーナメント方式の試合を行い、どこまで勝ち進んだかによりポイントが計算され、3名のポイントの合計で各都道府県の順位が決められるという居合道では最高峰の大会です。福井県からは五段の部で長谷川翔平選手(福井地区)、六段の部で齋藤佳男選手(福井地区)、七段の部で大嶋雅典選手(越前地区)が県代表で出場しました。
福井県選手は、各自今年こそは初戦突破を目指して大会に臨み、五段、六段の選手の活躍で今までの最高の27位という結果を残す事が出来ました。
五段の部の長谷川選手は3回戦まで進み、東京都の選手(優勝者)に敗退。六段の部の斎藤選手は2回戦で群馬県の選手に敗退。七段の部の大嶋選手は1回戦で惜しくも徳島県の選手に敗退という結果となりました。正確性や姿勢などの僅かな差で勝敗が決まりましたが、各段とも気迫のこもった試合内容で、全国との差は確実に縮まっていると感じられる大会でありました。
これから更なる稽古を重ねると共に、各地の大会にも積極的に参加して経験を積み、来年は更に上位の成績を目指したいと思います。
【試合結果】
五段の部 長谷川翔平(五段)(福井地区)3回戦進出※ベスト16
六段の部 齋藤佳男(五段)(福井地区)2回戦進出
七段の部 大嶋雅典(六段)(越前地区)1回戦敗退
団体総合順位 福井県27位