第17回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会 | 福井県剣道連盟

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行事案内
第17回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会
  • 剣道
  • 試合
行事概要
開催日 2022年9月18日(日)
会場 おおきにアリーナ舞洲
大阪府大阪市此花区北港緑地2-2-15

大阪府剣道連盟主管の「第17回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会」が9月18日(日)、大阪市のおおきにアリーナ舞洲で開催されました。

【小学生の部】
7月18日(日)に開催した「代表最終選考会」で代表を獲得した熊谷薩馬選手(福井養正館)、田中颯馬選手(福井今立道場)、岩谷賀生選手(福井養正館)、安達丈留選手(木田剣道スポーツ少年団)、縄間太智選手(敦賀市剣道スポーツ少年団)の5人が本県代表チームとして出場しました。予選リーグは山口県、岩手県と対戦し、山口県とは2-0、岩手県とは1-0で勝利し予選リーグ1位で決勝トーナメントへ進出しました。決勝トーナメント1回戦は京都府と対戦、2-3で敗れベスト16という結果でした。

■予選リーグ
福井県       山口県
安達  引き分け  明石(梨)
岩谷  コー    明石(悠)
熊谷  引き分け  曲谷
田中  引き分け  河村
縄間  コ、コーメ 福江

福井県       岩手県
安達  引き分け  井橋
岩谷  引き分け  青柳
熊谷  引き分け  岩舘
田中  メーコ   千葉
縄間  メ、メー  加賀

※予選リーグ2勝で1位、決勝トーナメント進出

■決勝トーナメント
福井県       京都府
安達   ーコ   川﨑
岩谷  メー    川北
熊谷   ーメ   武地
田中   ーメ、メ 山下
縄間  メー    砂田

※2-3で負け、ベスト16

■観戦記  少年委員会委員長 塚田直人
開会式直後の第1試合目、初戦は山口県との対戦。緊張感から本来の剣道が出せないながらも、次鋒の岩谷選手がコテを奪い勝利。中堅、副将と勝機はありましたが決めきれず大将戦へ。縄間選手は開始早々、メンを奪われましたが、必死に取返しコテを2本決め勝利しました。
続く2試合目もなかなか本来の試合が出来ない中、副将戦へ。田中選手はメンを先取しましたが、後半にコテを奪われ大将戦へ。初戦で勝っている縄間選手は大きな体を活かしたメンを2本奪い、この試合も勝利し予選リーグ突破を決めました。
決勝トーナメント。先鋒の安達選手は気合十分。開始早々、攻めの剣道で主導権を握るもコテを奪われ1本負け。次鋒の岩谷選手、前半は押されていたものの、そこをしのぎ後半会心のメンで1本勝ち。中堅の熊谷選手は互角の展開で終盤へ。しかしながら攻めに入り打ちに行ったところで止まってしまいメンを奪われ1本負け。副将の田中選手はメンを2本奪われ敗退が決定しました。それでもこの日好調の大将の縄間選手が意地の勝利で大会を終えました。
負けはしましたが、選手たちはこの試合が気持ちも入っており一番良い内容だったと思います。
合宿が中止となり、また十分な稽古が出来ない中、選手たちは可能な限り努力し成長してくれました。また補欠の佐々木海緒選手(福井今立道場)を含めとても仲が良く、チームで戦うことが出来ました。目標をベスト8以上としていたため、選手たちは「悔しい。中学生でもこの大会に出場し目標を達成する」と誓いました。

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【中学生の部】
中体連主催の強化練成会や各種大会、最終選考会などを経て代表権を獲得した7名の選手が福井県選抜チームとして本大会に出場しました。
先鋒 山下心優選手(鯖江中学校)
次鋒 伊藤光希選手(鯖江中学校)
中堅 和田憲知選手(武生第一中学校)
副将 堀登真選手(鯖江中学校)
大将 下寛人選手(丸岡中学校)
補員 元井颯汰選手(松陵中学校)
補員 西山倫代選手(中央中学校)

予選リーグでは青森県、高知県と対戦し、青森県に2-2で引き分け、高知県には2-2の本数負けとなり、1分1敗(リーグ2位)で惜しくも予選リーグを突破することはできませんでした。

■予選リーグ
福井県        青森県
山下  コ ー    松名瀬
伊藤  コ ー    工藤
和田    ー コ  成田
堀   引き分け   渡部
下     ー メ  菊池

福井県        高知県
山下  引き分け   楠岡
伊藤    ー メ、メ西尾
和田  メ ー    水谷
堀     ー メ  村田
下   メ ー    岩城

※予選リーグ1分1敗 2位(予選リーグ敗退)

観戦記 監督 澤田泰治
全中大会が終わってからの1ヶ月間、「ベスト8」を目標に、週1回の強化練習会や敦賀高校や丸岡高校の先輩たちとの練習試合、三重遠征や石川遠征など8回の強化練習や遠征を積み重ねてきました。選手の日々の努力はもちろんですが、保護者の方の温かいサポート、所属道場や高校の先生方や先輩たち、中学生委員会の先生方のご指導のおかげで、練習の度に選手の心と技の成長が見られ、全国でも勝負できるという手ごたえを感じながら本大会に挑みました。
青森県との試合では、先鋒の山下選手と次鋒の伊藤選手が積極的に攻めてそれぞれコテを奪い1本勝ちとなりました。中堅の和田選手は終始技を出し続けましたが、引き分けを意識した終盤、手元が上がったところにコテを打たれました。副将の堀選手は落ち着いた試合運びで引き分けて大将の下選手につなぎました。下選手も相手の動きをよく見て落ち着いて戦いましたが、一瞬の隙をつかれてメンを決められ、初戦は引き分けとなりました。
高知県との試合では、山下選手が終始攻め続け、有効打突かと思われる技もありましたが旗が上がらず引き分け、伊藤選手も中心をとってまっすぐに打ち切ったメンに旗が1本上がりましたが惜しくも1本にはならず、逆に相手にメンを2本奪われました。和田選手は初戦の反省を生かして絶えず先をとって攻め続け見事なメンを決めて1本勝ちとなりました。副将の堀選手はこの試合も冷静な試合運びを見せましたが、終盤に相手の放った右メンに一瞬反応が遅れて1本負けとなりました。下選手は最後まで1本を取りに行く気迫あふれる剣道でメンを奪いましたが、時間となり1本勝ちとなりました。
目標に届かなかったという結果に対する悔しさはありますが、大会までの努力の過程の中に、それぞれの選手の成長が見られたことをうれしく思います。この大会での経験が今後のさらなる成長につながることを期待しています。
ご協力下さいましたすべての方々、応援して下さった方々、本当にありがとうございました。

 

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