全剣連主催の「第15回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会」が2023年7月9日(日)、日本武道館で開催されました。本県からは2月19日(日)、県立武道館で開催された県選手選考会で選ばれた7人の剣士が出場。1回戦で強豪の愛知県と対戦、2勝2敗ながら本数負けと惜敗しました。
福井 愛知
森川沙恵 (敦賀高) ー メ1本勝ち 西岡
牛嶋いつか(福井工大) 引き分け 大嶋
大西ななみ(敦賀地区) メ1本勝ち- 早川
田中更幸 (福井地区) -メ、コ 迫
山田聖子 (越前地区) 引き分け 飯沼
橋本一美 (坂井地区) メ 引き分け ド 高橋
松岡由佳 (福井地区) コ 1本勝ち - 大参
観戦記 監督 髙嶋寿美
7月9日(日)、日本武道館で第15回都道府県対抗女子剣道優勝大会が開催されました。昨年から選手構成は高校生から50歳代まで非常に幅が広くなりました。また選手数も7名になりました。そのため各県の層の厚さを競い合う大会でもあると思いました。
今回の大会だけでなく、遠征に行かせていただいたりすると、たくさんの女子剣士が集まり、活気に満ち溢れていて、ものすごいパワーを感じます。若い方々はもちろんですが、60歳70歳の方も元気よくお互い声を掛け合っています。そして剣道談議で話が尽きません。あちこちから大きな話し声と笑い声が聞こえます。試合になると真剣モードでさらにパワーアップしています。今年も都道府県大会に行かせていただき、全国の女性剣士の方々とたくさん交流することができ、大変充実した時間過ごすことができました。
試合は、1回戦愛知県との対戦でした。対戦結果は2勝2敗で本数負けでした。しかし、どちらに転んでもおかしくない本当に拮抗した試合だったと思っております。敗因は、監督が選手の環境を十分に整えていなかったところにあります。選手は上位を目指し、試合に備えて十分な調整をしてきました。また稽古を積み重ね地力をつけていました。先鋒から大将まで自身の相手に集中し、駆け引きができました。自身の役割を把握し、個人個人が全力で戦いつつ、チームのことを考え、繋がりのある充実した試合ができていました。負けてはしまいましたが、今後につながる内容でした。今回の経験を次に生かしていきたいです。
大会を通して、福井県のチームが今後益々活躍することができるように、女性剣士皆さんで声を掛け合いながら、時には楽しく、でも真剣に剣道ができたらと思いました。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。