【福井県剣連】2022年度(令和4年度) 第3回 剣道段位審査会 合格者
開催日 2022年11月23日(水・祝)
開催場所 福井県立武道館
合格者一覧
【初段】 82名
尾﨑直続 森田中1年
日高宗一郎 三国中1年
笹野輝倫 成和中1年
竹内優斗 丸岡南中1年
平吹梁斗 武生三中1年
岩佐大輔 足羽一中1年
山田伊織 南越前中1年
藤田恵徳 森田中1年
前川悠真 清水中1年
荒川祥慶 大東中1年
山内琉斗 南越前中1年
松井光平 森田中1年
西谷晋 東陽中1年
林大悟 森田中1年
橋詰慶一 三方中1年
田中崚太 武生一中1年
坂井飛仁 春江中2年
姉崎有真 森田中2年
小寺弘訓 大東中2年
梅田天芯右 足羽一中2年
濵中陽葵 三国中2年
上道竣文 南越前中2年
清水清生 足羽一中2年
清水創太 朝日中2年
小澤琉生 三国中2年
青木佑斗 大東中2年
河原怜音 南越前中2年
中川凛大 気比中3年
林和樹 鯖江中3年
杉村輝明 警察官
浅野智哉 警察官
山口晃央 警察官
近澤笙 警察官
山﨑香深 警察官
鬼山大和 警察官
宮本雅也 警察官
八田直也 警察官
山崎由陽 警察官
川田俊介 警察官
三田村直樹 警察官
嵯峨利侑 警察官
青山和史 警察官
中山友博 警察官
竹原航成 警察官
小杉悠樹 警察官
若松恵太郎 警察官
中嶋駿介 警察官
山川華英 藤島中1年
塚田穂乃 東陽中1年
中村葵 中央中1年
高原和花奈 坂井中1年
守彩花 中央中1年
田中希 明道中1年
白﨑菜々美 進明中1年
村瀬結菜 明道中1年
和夛田流雫 北陸中1年
森川瑞紀 中央中1年
篠﨑桃歌 芦原中2年
竹沢美月 大東中2年
山岸みなせ 三国中2年
齋藤詩乃 足羽一中2年
佐野寿々代 成和中2年
山本千桜 大東中2年
櫻川晴乃 足羽一中2年
山﨑琴心 芦原中2年
宮越陽和 足羽一中2年
松浦日奈 大東中2年
竹内ひらり 足羽一中2年
鈴木海那 大東中2年
北川陽菜 朝日中2年
畑悠奈 中央中2年
中川結愛 気比中3年
塚谷咲季 成和中3年
澤美咲 気比中3年
竹内一華 警察官
馬野シャイラ 警察官
北村美衣 警察官
石丸晴菜 警察官
平木暖乃 警察官
川畑志織 警察官
近藤優衣 警察官
大橋恵美 警察官
【弐段】 38名
松口直次郎 松陵中2年
小野岡侑吾 粟野中2年
青木煌世 中央中2年
常田和太郎 松陵中2年
河原優志 三方中2年
窪田圭佑 鯖江中2年
刀祢龍斗 成和中2年
山﨑暁翔 松陵中2年
吉田光太朗 三方中2年
東林利晃 福大附属8年
竹島緋夏汰 大東中2年
山﨑悠翔 松陵中2年
土田瑛登 東陽中2年
岸本哲太 武生二中2年
髙橋唯翔 松岡中2年
奧田心道 松陵中2年
北村持恩 南越前中3年
篠﨑竜輔 芦原中3年
脇本翼 春江中3年
森田壮一郎 金津高校1年
前田大翔 啓新高1年
幸山千紘 坂井高2年
辻本直樹 警察官
杉若航平 教員
田中敏 会社員
橋本勝央 丸岡中2年
岸本掌 鯖江中3年
林由佳 清水中2年
赤澤知歌子 武生二中2年
中村心思 三方中2年
赤星心晴 朝日中2年
福渡心愛 松岡中2年
田中葵心 三国中3年
大辻彩夏 芦原中2年
朝倉観月 武生二中2年
齊藤江里 三国中3年
川端麻奏 南越前中3年
齊藤万莉 三国中3年
【参段】 4名
早川大翔 警察官
石田将大 警察官
西山実咲 北陸高1年
後藤はづき 警察官
【四段】 4名
谷田和奏 保育教諭
梅田隼仁 国士舘大3年
白﨑正人 会社員
竹本光希 中京大3年
【五段】 3名
佐藤倖太 公務員
前田純也 公務員
吉田裕孝 会社員
剣道段位審査会寸評 審査委員長 堀江範雄
新型コロナ感染症の第8波が訪れようとしているところ、コロナ対策を徹底して県立武道館で審査会を実施しました。開始式では西川専務理事から「コロナ禍においても多くの方が審査を受審して頂き、大変ありがとうございます。深く感謝いたします。本日は日頃の成果を十分に発揮してください」との挨拶後、私からは「この審査は落とす審査ではありません。全員が合格して頂く審査です。相手との間合いをしっかり意識して、一足一刀の間合いから打突するようにしてください」と審査上の留意事項を述べてさせて頂き、審査に入りました。審査は午前中に初段、弐段、午後から参段、四段、五段と分けて実施しました。
初段については、立会いの前に「切り返し」がありますが、その切り返しが正確に出来ていませんでした。実施者は肩を使い、大きく竹刀を振りかぶり、45度の角度で相手の左右の面をしっかり打突するわけですが、ただ竹刀を左右に振っているだけでこれでは相手の竹刀をうまく受け止めて、また、さばいてから面を打つことができません。もう一度切り返しの練習をして頂きたいと思いますし、指導者がしっかりと切り返しを教えなければならないと思いました。この事については、私も指導者の1人として反省しているとこです。
受審段が上がるにつれて審査も厳しくなり、女性、高齢者がなかなか合格できない状況もありました。無理だと諦めておられている方もおられるでしょうが、現在の審査において全剣連では、「女性の持つ『端正さ、優雅さ、しなやかさ』という品位、風格をみる。高齢者が屈強な相手(若手)と対戦した時の体さばきや、相手の勢いを撲殺させる動作をみる。不完全のものを尊び、それらを美ととらえる文化が奥深く根付いていることを考えて全般的にみる、等を審査しなさい」と言われています。ですから女性、高齢者の合格者が多くなってきています。県内審査でもそのようにしています。ちょっと難しくなりましたが、いずれにしても礼法から入り、姿勢、態度、発声、気力の基本をしっかり練習して、応用技鍛錬、最後に勝負の歩合を勉強して頂きたいと思います。
剣道形については、毎回同じことを言いますが、形を覚えるだけではなく、理合いをしっかり勉強して頂き、なぜこうなるのか?その意味を十分に理解して頂きたいと思います。今回合格者は次の段を、不合格者は再度挑戦して頂き、自分に課題を設けて精進して頂きたいと思います。昇段だけが剣道ではありませんが、修行のひとつと捉えて頂ければ自ずと力も出てくることでしょう。交剣知愛、これが生涯剣道に繋がることでしょう。