令和3年度「第59回福井県中学校夏季総合競技大会兼‘21県民スポーツ祭 剣道競技 中学生の部」が2021年7月10日(土)・11日(日)、福井県立武道館で開催され、団体戦では男子が気比中学校、女子は鯖江中学校がそれぞれ初優勝しました。優勝校は2021年8月20日(金)~22日(日)神奈川県で開催される「第51回全国中学校剣道大会」に出場します。
【男子団体戦】
優勝 気比中学校 ※初優勝
2位 武生第六中学校
3位 森田中学校
3位 三方中学校
男子団体決勝は、昨年度の県秋季新人競技大会決勝と同じ、気比中と武生六中との対戦となった。予選リーグをともに全勝で勝ち上がり、どちらのチームも準決勝を接戦で勝ち、決勝に駒を進めた。先鋒戦は、中盤、気比中の山川選手が出コテとメンを決め、2本勝ちを収めた。次鋒戦は、先鋒戦の勢いそのまま、気比中の寺川選手が返しドウと出コテの2本勝ちとなった。中堅戦は、両者とも鍔競り合いから引かず公正を害する行為として反則を取られたが、武生六中の伊藤選手がコテを2本取り、流れを引き寄せた。副将戦は、序盤は膠着状態が続いたが、中盤以降、打ち合いが続き、3分間で決着がつかず延長に入った。しかし、延長の2分でも決定打がなく引き分けとなった。大将戦は、後がなくなった武生六中の山下選手が序盤から果敢に攻めるが、決めきれなかった。後半、両者とも激しく打ち合うが、お互い決まらずそのまま引き分けとなった。結果、2対1で、気比中の初優勝となった。
【女子団体戦】
優勝 鯖江中学校 ※初優勝
2位 武生第二中学校
3位 中央中学校
3位 明倫中学校
女子団体決勝も、昨年度の県秋季新人競技大会決勝と同じ、鯖江中と武生二中との対戦となった。予選リーグをともに全勝で危なげなく勝ち上がった両チームも、準決勝は接戦で勝ち上がり、決勝に駒を進めた。先鋒戦は、鯖江中の山下選手がメンを2本決め、2本勝ちを収めた。次鋒戦は、鯖江中の水野選手が、相手が手元を守ろうとしたところを見逃さずコテを決め、そのまま時間となり1本勝ちとなった。鯖江中の勢いは止まらず、中堅戦は、鯖江中の上坂選手がメンを2本決め、中堅までで勝負を決めた。副将戦は、互いに決め手がなく引き分けとなった。大将戦は、武生二中の岸本選手が、相面と出ばなメンを決め、最後に意地を見せた。結果は、3対1で、鯖江中の初優勝となった。
【男子個人戦】
◎全学年
優勝 大西諒太郎(武生第六中)
2位 深川幸希(三方中)
3位 堀登真(鯖江中)
3位 山川陽太朗(気比中)
男子個人決勝リーグには、山川選手(気比中)、大西選手(武生六中)、深川選手(三方中)、堀選手(鯖江中)が勝ち上がった。大西選手は、勢いのあるメンで有効打を決め、3連勝で優勝を果たした。深川選手は、予選トーナメントを勝ち上がってきた流れそのままに、思い切った技を果敢に繰り出し2勝し、第2位となった。大西選手と深川選手が全中の切符を手にした。
◎2学年
優勝 福本和真(明倫中)
2位 熊谷佑汰(金津中)
3位 川岸哉仁(坂井中)
3位 前田恭吾(気比中)
◎1学年
優勝 橋本勝央(丸岡中)
2位 松口直次郎(気比中)
3位 長山侑生(福井工大福井中)
3位 刀祢龍斗(成和中)
【女子個人戦】
◎全学年
優勝 山田優生(南越中)
2位 西山実咲(中央中)
3位 上坂菜摘(鯖江中)
3位 忠住理子(松岡中)
女子個人決勝リーグには、上坂選手(鯖江中)、山田選手(南越中)、西山選手(中央中)、忠住選手(松岡中)が勝ち上がった。山田選手は、多彩な技を果敢に出し、3連勝で優勝を勝ち取った。西山選手は、得意のメンが随所で決まり、2勝して第2位となった。山田選手と西山選手が全中の切符を手にした。
◎2学年
優勝 平田はな(松岡中)
2位 小矢結貴(小浜二中)
3位 大澤あかり(中央中)
3位 吉村悠里(坂井中)
◎1学年
優勝 小林真夕(粟野中)
2位 林由佳(清水中)
3位 赤澤知歌子(武生二中)
3位 中山杏実(明倫中)