【県剣連】令和6年度 第1回福井県社会人剣道大会【個人の部】 | 福井県剣道連盟

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行事案内
【県剣連】令和6年度 第1回福井県社会人剣道大会【個人の部】
  • 剣道
  • 試合
行事概要
開催日 2024年10月27日(日)
会場 福井県立武道館
福井県福井市三ツ屋町8-1-1
締切 2024年9月30日(月) ※申込を締め切りました

第1回福井県社会人剣道大会【個人の部】結果

福井県剣道連盟は2024年10月27日(日)、県立武道館で「第1回福井県社会人剣道大会」を開催しました。県内の社会人(警察官、教職員、刑務官、大学生を除く)男女合わせて約110人が参加、年代別に団体戦と個人戦で競いました。60年以上行われてきた県実業団大会が昨年、県剣連の主催になったことを機に、試合出場機会が少ない社会人剣道愛好家に多く参加してもらおうと今回から大会名を変更し、新たな大会として開催しました。
試合結果は次の通りです。

■男子無段の部
優勝  古市和之(森中保護者)
準優勝 篠﨑大輔(あわら)
3位   和夛田崇宏(武道学園)

■男子30歳未満の部
優勝  末本裕也(光武会)
準優勝 森下壮志(光武会)
3位   北嶋和志(ケーズ企画)
3位   北嶋大心(ケーズ企画)

■男子30歳以上40歳未満の部
優勝  相馬友(森中保護者会)
準優勝 岩崎健太郎((有)岩崎自工)
3位   中村秀輝(田中精機)
3位     冨田直斗(光武会)

■男子40歳以上50歳未満の部
優勝  畑祐一郎(武蔵屋)
準優勝 吉田淳也(日本郵便)
3位   日高太三(サンデン)
3位     脇本康誠((有)脇本商事)

■男子50歳以上70歳未満の部
優勝  田畑雅義(UACJ)
準優勝 前田嘉一(福井県庁)
3位   髙橋興治(関東日本フード㈱)
3位   宮本政和(福井県庁)

■男子70歳以上の部
優勝  松本敏夫(越前市剣道連盟)
準優勝 尾形言成(越前市剣道連盟)
3位   片山寛次(福井大学医学部付属病院)

■女子40歳未満の部
優勝  小玉藍(福井労働基準監督署)
準優勝 辻崎実希(春江)
3位   石橋沙希(無所属)
3位   小林歩未(武蔵屋)

■女子40歳以上50歳未満の部
優勝  橋本一美(ブランチュール㈱)
準優勝 増山温子(福井県庁)
3位   和夛田ひとえ(武道学園)
3位   土屋美貴(武道学園)

■女子50歳以上の部
優勝  松岡由佳(武道学園)
準優勝 島田奈美江(福井市剣道連盟)
3位   田中佐代子(鯖江市役所)
3位   嶋﨑さおり(福井大学医学部付属病院)

■大会総評  審判長 教士八段 岩本 卓也

昨年、開催されました福井県実業団剣道大会は、福井県柔剣道連盟の剣道部門を福井県剣道連盟が引継いだ最初の大会でしたが、団体戦14チーム(出場選手42名)、午前中で閉会と少々寂しい内容の大会でした。今年は「第1回福井県社会人剣道大会」と大会名を一新し、団体戦28チーム(出場選手84名)、個人戦71名と大きく規模を拡大し、選手の年齢層も最年少18歳、最高齢75歳と福井県の老若男女の社会人が一堂に会した大変賑やかな大会となりました。
本大会は、警察官、刑務官、教員、学生を除く、社会人剣士に限定した大会であり、選手と審判の両方をこなし、参加者全員で大会を運営するという初の試みの、手作り感満載の大会でもありました。
そういったことから大会関係者の間では、試合経験の少ない社会人剣士の皆さんが、選手のほかに審判もおこなうことから適切な判定ができるのであろうか?という不安の声が挙がっておりました。
このような危惧もありましたことから、旧コロナルールの鍔競り合いに関する反則行為が見られた場合には、当該選手に主審が1試合に一度だけ指導をいれ、その次に同様の反則行為が見られた場合には反則をとるという措置と、審判3人が合議し、判定に悩み結論がでない場合には審判主任に相談してもよいという緩やかな大会要項を設けました。
また開会式終了後にも、参加者全員に対して旧コロナルールの鍔競り合いに関する反則の説明会をおこない、参加者からの質疑応答も交えながら、理解を深め、試合に臨んでもらえるような配慮をいたしました。
このような対応をとりながらも、果たして混乱せずに大会が進行するのであろうか?と心配しながら試合を見守っていたのですが、大きな混乱は1つもなく、そのような心配事が杞憂に終わった素晴らしい大会となりました。
皆さまの試合に関してですが、勝っても負けても、選手の皆さまが笑顔で大会を思い切り楽しまれていたことがすごく印象深く、そしてうれしかったです。
剣道人口の減少が心配される昨今ですが、その原因の1つに剣道界が勝利至上主義に傾いていることが挙げられると思います。試合に勝った者が称賛され、負けた者は当然おもしろくなく、剣道から遠ざかっていってしまうという悪循環をこれまで繰り返してきたように感じております。
これから剣道界が元気になっていくためには、勝ち負け以外の剣道の魅力を広く訴求してく努力が求められているように思います。このきっかけに本大会が成り得ることを願っております。
閉会式にて、競技委員長の柳原先生が、参加者の皆さまのご意見に真摯に耳を傾け、来年は規模を2倍、3倍に拡大して、さらに皆さまが喜んでくれるような大会にしたいと締めくくられておりました。本当にそう思います。来年も皆さま方が喜んで参加してくれるような大会になれるよう願っております。
皆さま、ご参加頂きありがとうございました。来年も何卒よろしくお願いします。

 

 

 

 

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