県剣道連盟は2023年2月17日（土）、越前市武道館で「令和5年度女子剣道審判伝達講習会」を行いました。講師は2024年1月13日（土）～14日（日）、兵庫県姫路市の兵庫県立武道館で開催された全剣連「第28回 剣道女子審判法講習会」を受講した橋本一美さん（坂井地区）、和田克枝さん（越前地区）が務めました。
午前中の講義では、審判をするにあたり大切なことや、審判が上手に見えるようにするためのポイント、正しい鍔迫り合いなどの確認をしました。審判実技では、3名の審判員にゴム紐をつけてもらい場所とりの確認をしました。午後も審判実技を行い、最後は全員で廻り稽古を行いました。
以下は主な講習内容です。
■審判をするにあたり大切な事
・有効打突の見極め
・位置取り
・試合者を予測して動く
・最短で動く
・見えなくてもタイミングと音で判断する（棄権しない）
・審判３名が合気になり補い合う
・打突だけで見て判断するだけでなく、打突の前後を見て一本の判断をする
■審判が上手に見えるようにするためのポイント
・姿勢を正す
・申告をはっきりとする
・二度上げをしない
・自信をもって審判する
・ジェスチャーをして周りに伝える
■鍔迫り合いの見極め
・一呼吸が３秒になっているが…４～５秒
・引き技を狙い打突するか、一気に別れるかどちらか
■その他
・自身が稽古すること
・たくさん審判を経験して慣れていくことが大切
・主審もたくさん経験しましょう
感想 講師 橋本 一美
女性だけで集まる機会が少ないので、新鮮な気持ちで和気あいあいと楽しかったです。私自身も大変勉強になり、充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
