福井県剣道連盟は2024年4月14日(日)、福井県立武道館で「令和6年度 剣道中央講習会伝達講習会」を開催しました。講師は全日本剣道連盟が2024年4月6日(土)~7日(日)神戸市の神戸市立中央体育館で開催した「全剣連 令和6年度第59回剣道中央伝達講習会」を受講した堀江範雄さん(教士八段、坂井地区)が務めました。各地区剣連、団体等から約60人が参加。
午前中は「ガイドラインを踏まえた試合・審判法の留意点並びに今後の展開」について講義と、福井県警剣道特練生と福井工業大学剣道部員による模擬試合を審判実技講習。鍔競り解消についての判断、所作、立ち位置、一本の見極めなどの指導・講習を受けました。
午後は「日本剣道形」と「木刀による剣道基本技稽古法」の講義と実技指導を受け、最後に基本稽古、指導稽古、合同稽古を行いました。
■全剣連からの主な伝達事項は次の通り
・新型コロナウイルス対策は今後も続ける。各県のガイドラインで指導実施して欲しい
・5月の京都での全日本剣道演武大会は朝稽古復活、有観客で実施
・全日本剣道選手権大会を男女同日で実施
・国民体育大会を国民スポーツ大会と名称変更
・更新講習会については書類審査
・第20回世界大会を日本開催で立候補する
・剣道理念に反する不祥事案の発生、全剣連の綱紀委員会規則等に従い厳正な処分を行う
・事故防止のため、剣道形を実施する場合、木刀、刃挽きの刀を使用(模擬刀は使用しない)
・ガイドラインを踏まえた試合・審判の留意事項並びに今後の展開として、世界大会終了後、剣道試合・審判・運営要領の手引きの修正等する(8月に公表予定)。”暫定”をなくす
・新型コロナ感染症の感染力はインフルエンザよりずっと高い
・ワクチン無しでは感染症による健康被害は妨げない。ワクチン及び免疫の効果は1年間だけ
・面マスクをしない場合はシールドの着用を(フィルタースポンジがあればマスクは不要)
・今後もマスク、シールドについては外さない
・健康食品やサプリメントには必ずしも十分な安全評価が行われていない
・形受審者はマスク自由、審査員はマスク着用
・二刀の反則について、小手を隠す等合議で反則があるがそれも今後手引きに記載