【県剣連】令和6年度 第3回段位審査会 | 福井県剣道連盟

一般財団法人 福井県剣道連盟
〒910-0015 福井県福井市二の宮2丁目24-18 サンライズ二の宮1-b
TEL:0776-28-6616 FAX:0776-28-6616

COPYRIGHT ©2021 一般財団法人 福井県剣道連盟

行事案内
【県剣連】令和6年度 第3回段位審査会
  • 剣道
  • 審査会
行事概要
開催日 2024年11月24日(日)
会場 福井県立武道館
福井県福井市三ツ屋町8-1-1
締切 2024年11月14日(木) ※申込を締め切りました

県剣連 令和6年度 第3回剣道段位審査会 合格者

2024年11月24日(日) 福井県立武道館

【初段】 34名

三田村幸志郎    南越前中学校

西谷零       東陽中学校

藤巻正光          朝日中学校

沢嵜結斗          南越前町中学校

寺川凱都          気比中学校

野﨑琉生          南越前中学校

北川将大          明倫中学校

渡邉蓮城          春江中学校

赤尾鴻       金津中学校

佐々木海緒       南越前中学校

兵拓哉       武生第三中学校

北嶋瑠騎          明倫中学校

永沢大和          三国中学校

高橋冬真          松岡中学校

関颯斗       南越前中学校

橋本昊侑          南越前中学校

小川一樹          朝日中学校

田中虎冴          東陽中学校

板村海雅          武生第二中学校

芦田結葉          三方中学校

脇本想       春江中学校

瀨尾彩乃          三方中学校

寺木千善          坂井中学校

濵野夕鈴          鯖江中学校

八木姫愛         金津中学校

中荒江羽未      中央中学校

荒川英凜         大東中学校

小林史乃         森田中学校

青木みづき      朝日中学校

濱西実弥         芦原中学校

関恵里奈         春江中学校

髙嶋夏香        芦原中学校

北出真穂        坂井中学校

 

【弐段】 35名

東久矩     大東中学校

川﨑一志        芦原中学校

八木煌誠        金津中学校

水野新大        鯖江中学校

畠中舜     三方中学校

脇本誠健        藤島中学校

大滝龍之介     勝山中部中学校

土田健太郎     鯖江中学校

向蒼空     南越前中学校

姉崎有真        福井工大福井高校

成田樹     藤島高校

山田和貴        藤島高校

池田正幸        美方高校

荒井健汰        藤島高校

水野嵩大        高志高校

奥山要     会社員

永沢海成        自営業

長谷川和凪     森田中学校

松ヶ谷柚花     万葉中学校

前田彩純        丸岡中学校

長谷川沙津紀  三方中学校

岡井陽菜        中央中学校

吉田ひかり     三方中学校

山本仁華利     南越中学校

脇本彩羽        三国中学校

山﨑早映        足羽第一中学校

野尻あさひ     灯明寺中学校

織田渚沙        三国中学校

江端優舞        明倫中学校

下琴子     丸岡中学校

石川朱華        明倫中学校

渡邉ひなた     春江中学校

森川瑞紀        中央中学校

遠藤史都        金津高校

下智子       看護師

 

【参段】 8名

刀祢龍斗        藤島高校

吉田光太朗     美方高校

大谷悠介        福井高校

奥平大貴        金津高校

仲矢昇平        会社員

田中敏     会社員

中村心思        美方高校

田中葵心        北陸高校

 

【四段】 7名

松藤脩二        福井工業大学

本間伊織        福井工業大学

山本勇樹        日本体育大学

青木萌子        公務員

高橋興治        会社員

岩本雅世        看護師

竹内貴則        警察官

 

【五段】 1名

西川泰平        警察官

 

【段位審査会寸評】                
審査部 教士八段 岩本 卓也

令和6年度第3回目の段位審査会が県立武道館で開催されましたので寸評を述べさせていただきます。今回合格された皆さまおめでとうございます。また惜しくも不合格となられた皆さま方には、ご自分の審査内容を振りかえり、再度挑戦して頂きたく思います。はじめに審査会のデータをご覧ください。
受審者数100名、合格者数85名で合格率は85%という結果でした。男女で見ていきますと、男子の合格率が78.1%に対して女子は97.2%と高い合格率となっております。段位別に見てみますと三三段男子(54.5%)、四段男子(62.5%)、五段男子(33.3%)と三段から五段までの特に男子の合格率が低い傾向が読み取れるかと思います。
次に審査員はどこを審査しているのか?について説明したいと思います。
全日本剣道連盟が発行している「称号・段級位審査規則・細則」という冊子があり、その中に審査の着眼点が記載されております。
初段から三段まで
1.正しい着装と礼法
2.適正な姿勢
3.基本に則した打突
4.充実した気勢
四段および五段
上記の4項目に加えて、
5.応用技の熟練度
6.鍛錬度
7.勝負の歩合
この7つの項目で各審査員が審査することになります。
この7つの項目で合格率の低かった三段男子(54.5%)、四段男子(62.5%)、五段男子(33.3%)を検証してみます。
三段男子(54.5%)、四段男子(62.5%)に最も不足していた項目は「4.充実した気勢」でした。蹲踞から立ち上がったら、いきなり間合に入り、打った打たれたを繰り返す立ち会いがほとんどでした。蹲踞から立ち上がったら、まずは相手を圧倒するような大きな発声が不可欠です。気勢が充実していないと気剣体一致の打突にはつながりません。特に三段までは「7.勝負の歩合」の項目はありませんので、試合のように当てようとはせずに、1~4までの項目をしっかり頭にいれて審査に臨んで頂きたく思います。
五段男子(33.3%)で最も不足していた項目は、「1.正しい着装と礼法」「5.応用技の熟練度」でした。五段審査になるとスピードやパワーに劣る年配の受審者も増えてきます。もちろん審査員は年齢に則した受審段位に相応しい剣道の理合が体現できているのかを審査するわけですが、年齢に関係なく整えることができる項目の「1.正しい着装と礼法」が出来ていない受審者がおられました。剣道は礼に始まり礼に終わるという言葉もあるように、特に礼法所作をすごく大切にしております。五段は指導者としての資質も審査されることになりますので、再度、最も基本的な着装や礼法の見直しをおこなってほしいと思います。
五段審査の場合、性別や年齢に幅がある受審者で構成されますので、例えば、ご年配の方や女性の方が、若くてスピードやパワーがある男性受審者と立ち会いをおこなう時には、正面衝突するような立ち会いではなく、相手の力を利用して捌いたり、応じたりする「5.応用技の熟練度」の項目が必要になってくると思います。仮に有効打突が奪えなかったとしても、応用技を使えているのかどうかといった観点でも審査しておりますので、試合のように無理して有効打突を取りにいかなくても構いません。
段位審査は試合ではなく剣道の理屈(剣の理法)が表現できているのかどうかを審査しますので、その点をしっかり理解し次回の審査に臨んで頂きたくよろしくお願いします。
益々のご精進を祈念いたします。

 

★申込締切までに申込と受審料振込みを御願いいたします。

受付完了メールが届かない場合はホームページ【お問い合わせ】にてお問い合わせください。

ページトップ