男子団体は松陵中学校、女子団体は中央中学校が共に2年連続4度目の優勝！
令和6年度「第62回福井県中学校夏季総合競技大会 兼 ‘24県民スポーツ祭 中学生の部 剣道競技」が7月11日（木）・12日(金)、 福井県立武道館で開催されました。団体戦では男子の部で松陵中学校が2年連続4度目の優勝、女子も中央中学校が2年連続4度目の優勝を遂げました。優勝校は8月18日（日）～20日（火）、新潟市で開催される「第54回全国中学校剣道大会」に出場します。
■男子団体
【決勝トーナメント】
▽１回戦
松陵中 ３―１ 中央中
南越前中 ２―１ 明倫中
鯖江中 ３―１ 武生第一中
足羽第一中 ２―０ 森田中
▽準決勝
松陵中 ４―０ 南越前中
鯖江中 ２―０ 足羽第一中
▽決勝
松陵中 ３―０ 鯖江中
▽結果
優勝 松陵中学校
２位 鯖江中学校
３位 南越前中学校
３位 足羽第一中学校
男子団体決勝は、松陵中と鯖江中の戦いとなった。先鋒戦で松陵中の山本選手が序盤にコテと引きドウを取り、山本選手の2本勝ちとなった。次鋒戦、中堅戦は両校の選手共に攻めていくが、決め手がなく引き分けとなった。副将戦、松陵中の糊谷選手は序盤に鯖江中の田中大選手が面を打とうとするところを捉え、コテを先取した。その後、お互いに攻め合うも有効打はなく、糊谷選手の1本勝ちとなった。大将戦は試合中盤、松陵中の元井選手が鍔迫り合いから別れ際に引き小手を放ちコテを先取。その後、終盤に山下選手が下がろうとするところに元井選手が小手面を打ち、メンを決め、2年連続4回目の優勝となった。
■男子個人戦
▽１年
１位 西谷零（東陽中）
２位 北嶋瑠騎（明倫中）
３位 三田村幸志郎（南越前中）
３位 畑祐太郎（中央中）
▽２年
１位 水野新大（鯖江中）
２位 寺前秀朔（明倫中）
３位 北野晃成（芦原中）
３位 奥平貫示（丸岡南中）
▽全学年
優勝 元井颯汰（松陵中）
２位 山田典悠（南越中）
３位 脇本寛大（足羽第一中）
３位 﨑元煌太（松陵中）
５位 縄間太智（松陵中）
６位 山本優心（松陵中）
７位 山下春馬（鯖江中）
８位 尾崎直続（森田中）
男子個人決勝リーグには、﨑元選手（松陵中）、元井選手（松陵中）、山田選手（南越中）、脇本選手（足羽第一中）が勝ち上がった。足の負傷により﨑元選手は棄権。残り3選手の戦いとなったが、3選手ともに勝数、本数ともに同数となり、再試合となった。元井選手は、自分の技を出す機会を捉え確実に有効打を決め、3連勝で優勝を果たした。山田選手は、序盤から相手の隙を見逃さずに有効打を決め2勝し、第2位となった。元井選手と山田選手が全中の切符を手にした。
■女子団体
【決勝トーナメント】
▽１回戦
中央中 ４―０ 丸岡中
三方中 ３―１ 越前市剣連
鯖江中 ３―０ 足羽第一中
森田中 ４―０ 福井市剣連
▽準決勝
中央中 ２―０ 三方中
鯖江中 ３―１ 森田中
▽決勝
中央中 ２―０ 鯖江中
▽結果
優勝 中央中学校
２位 鯖江中学校
３位 森田中学校
３位 三方中学校
女子団体決勝は、昨年度に引き続き、鯖丹地区同士の中央中と鯖江中との対戦となった。予選リーグでは、中央は全勝で勝ち上がり、決勝トーナメントで三方中を破り、決勝に進出。鯖江中も予選リーグを全勝で勝ち上がり、森田中を破って決勝に駒を進めた。
先鋒戦、次鋒戦は、両校の選手共に攻めていくが、決め手がなく引き分けとなった。中堅戦は、中盤に藤枝選手が胴に打ちに出たところに中村選手が面を打ち、メンを先取した。その後お互い攻めるも決まらず、中村選手の1本勝ちとなった。副将戦はお互いに積極的に技を出す展開であったが、終盤に山口選手が面を打って来るところに守選手がコテを決め、1本勝ちとなり中央中の優勝を決めた。大将戦は、意地を見せたい笹本選手が果敢に攻めるも引き分けとなり、結果2対0で、中央中の2年連続4回目の優勝となった。
■女子個人戦
▽１年
１位 芦田結葉（三方中）
２位 脇本想（春江中）
３位 今村智穂（福井市剣連）
３位 荒川英凛（大東中）
▽２年
１位 奥村千咲（気比中）
２位 堀那月（鯖江中）
３位 相馬虎々（森田中）
３位 野尻あさひ（福井市剣連）
▽全学年
１位 守彩花（中央中）
２位 森川瑞紀（中央中）
３位 塚田穂乃（東陽中）
３位 中村葵（中央中）
５位 藤枝佳倫（鯖江中）
６位 芦田朋葉（三方中）
７位 島田樹衣那（越前市剣連）
８位 吉田ひかり（三方中）
女子個人決勝リーグには、中村選手（中央中）、守選手（中央中）、塚田選手（東陽中）、森川選手（中央中）が勝ち上がった。守選手はどの試合でも積極的に攻め、鋭いコテや引きドウなどの技を決め、3連勝で優勝。森川選手は攻め合う展開が続く中、メンで2勝し、第2位となった。守選手と森川選手が全中の切符を手にした。
