剣道の試合は、相対する二人が、定められた打突部位である「面(メン)」「小手(コテ)」「胴(ドウ)」「突き(ツキ)(小中学生は禁止)」の4箇所を竹刀で打ち、有効打突を競うものです。
有効打突とは、一本として審判の旗があがりポイントとなる打突のことであり、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものでなければいけません。
試合時間は一般的には小中学生は3分、高校生以上大人は5分となります。制限時間内に二本先取の三本勝負、または一本先取の一本勝負を行います。時間内に勝敗がつかなかった場合には引き分け、もしくは延長戦を行い、先に一本取った方の勝ちとなります。
試合場は一辺が約9~11メートルの正方形または長方形の白線で囲まれた枠の中で行います。
試合場の中心には×印があり、そこから少し離れたところにお互いの開始線があります。
審判は主審が1人、副審2人の3人制でおこない、3人のうちの2人の旗が上がった方の一本となります。
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