「好きこそものの上手なれ」
剣道の指導者として、私が大切にしている言葉です。
4歳から剣道をはじめ今年で24年目、指導者になって今年で10年目になります。
指導者になったきっかけは、高校3年生の夏、私が通っている木田剣道スポーツ少年団の先生から相談を受けたことでした。それは「団員の1人、小学生の女の子が、剣道が怖くて辞めたいと言う」という内容でした。その子が剣道を続けけられるよう、女性指導者が必要だ!ということでお声掛けいただき、部活引退と指導者になりました。
初めの頃は、その子とどう接したらいいのか・・・と分からないことばかりでした。練習中に技術面の声掛けをしても、中々その子の剣道への気持ちは変わってくれず。「このままじゃダメだ、とにかく仲良くなろう!」と思い、練習中だけでなく休憩時間にも話しかけに行き、楽しいことや面白いことなど話をするようにしました。(ウザがられるぐらい話しかけに行きました…)
すると少しずつ仲良くなることができ、その子は徐々に練習を休まなくなりました。そして小学6年生の頃には、大会で優勝するほど強い選手になってくれました。その時「昔は剣道が怖くて嫌だったけど、今は楽しくなって頑張れたよ。中学校行っても剣道続ける!」と言ってくれました。その言葉を聞いた時、自分が剣道を教えることで、子ども達の人生に少しでも影響を与えることが出来るんだと嬉しくなりました。
私も現役の頃、練習が辛くて休みたいと思う時が何度もありました。けど、剣道をやめようと思ったことは一度もありません。それは剣道が、そして道場が本当に楽しかったからです。そう思えたのは楽しく、時に厳しく熱心に指導してくださった道場の先生方のおかげです。私もこれから関わっていく子どもたちが少しでも剣道を好きになれるよう、一緒に頑張っていきたいと思います。
△指導している木田剣道スポーツ少年団