県剣連 剣道段位審査会 合格者
2023年5月14日(日) 福井県立武道館
【初段】 49名
加藤悠月 開成中1年
大滝龍之介 勝山中部中1年
角誠之介 至民中2年
宮本澪心 足羽第一中2年
大谷卓己 森田中2年
松本侑大 武生第二中2年
長谷川和凪 森田中2年
松原京之介 小浜中2年
野村竜児 南越前中2年
豊原昌優 武生第一中2年
矢野温人 藤島中2年
山田隼誠 生第二中2年
荒木駿平 越前中2年
木澤敬音 森田中2年
山口海司 越前中2年
福井翔祐 森田中2年
上田悠希 進明中2年
畠中悠希 藤島中2年
宮下怜大 粟野中3年
伊藤要 武生第一中3年
堀浩輔 鯖江中3年
酒谷朋宏 気比中3年
井上 豊大 武生第六中3年
深治瑞生 鯖江中3年
谷口輝 武生第六中3年
石川聖 鯖江中3年
品川遼 中央中3年
笠嶋蒼維 武生第六中3年
楠雅史 武生第二中3年
中村友徳 気比中3年
田中瑛貴 福井高専2年
冨田純礼 明倫中1年
高見春香 坂井中2年
山口莉央 勝山中部中2年
藤田優花 春江中2年
松井優杏 成和中2年
松坂優美 藤島中2年
桒野七実 森田中2年
青木日和 鯖江中3年
吉川愛虹 坂井中3年
藤田ひかり 鯖江中3年
髙倉寛子 足羽第一中3年
吉田里桜 鯖江中3年
的馬真妃流 森田中3年
山本倖華 鯖江中3年
山本伊咲 武生第一中3年
田中鈴乃 鯖江中3年
山田彩加 松陵中3年
水野玲花 中央中3年
【弐段】 27名
和田賢幸 武生第一中2年
山田凌大 東陽中3年
白﨑友梧 藤島中3年
板倉大生 中央中3年
岡本啓司 武生第二中3年
杉岡瑛樹 粟野中3年
宮下惺 清水中3年
荒井翼 明倫中3年
八幡優 藤島中3年
奥野泰成 福井工業大学附属福井中3年
藤田大輝 清水中3年
長山侑生 福井工業大学附属福井中3年
久保剛士 武生商工高1年
坂東央心 啓新高2年
内藤健斗 武生商工高1年
上山大輝 丸岡高2年
野村俊輔 啓新高3年
脇本琉聖 啓新高3年
藤巻正成 啓新高3年
大石芽衣 明倫中2年
内藤萌日 朝日中3年
小林真夕 粟野中3年
中山杏実 明倫中3年
園田夢萌 気比中3年
松浦泉実 丸岡高2年
三田村睦美 高志高3年
神原凛 高志高3年
【参段】 15名
西出隼斗 丸岡高2年
藤田元基 丸岡高2年
東海来夏 丸岡高2年
廣中春親 丸岡高2年
北嶋廉 高志高3年
山本天晴 丸岡高2年
植田樹紀 啓新高3年
下晴人 福井高専4年
引野裕詞 自営業
宮下正也 施設職員
前田梨帆 丸岡高2年
砂長谷真緒 啓新高3年
上坂菜摘 丸岡高2年
下中沙友 高志高3年
坂井友恵 会社員
【四段】 3名
内田 駿哉 警察官
安原 謙慎 公務員
田畑 和章 教員
【五段】 3名
宮本勝博 会社員
小林和洋 地方公務員
川井昌之 大学職員
【段位審査会寸評】
審査委員長 川野 学
令和5年度第1回目の段位審査会が県立武道館で開催され、審査委員長を務めさせて頂きました。審査会において気づいた点、今後稽古等において実践して頂きたいことを述べたいと思います。
まずもって今回合格された皆さんおめでとうございます。また武運拙く不合格になられた方々には稽古を積み重ね再度挑戦して頂きたいと思います。
1、着装について
おおむねの方ができていましたが、一部、面紐の結ぶ位置が悪かったり、小手紐がほどけている方も散見されました。防具は何のために身に着けているのか、それは身を守るためです。例えば、面紐結びが高い人が見られるが、面が外れやすくて危険です。物見(目の高さ)の後ろにくるくらいに。防具は自分の身を守ってくれる大切な道具、普段から大切に扱うとともに、適切な着装に気をつけてほしい。
2、充実した気勢について
全般的にこの部分が不足している方が多かった。気合というものは、一声「ヤァ」とかければ済むというものではありません。腹の底から全身全霊をかけて、ほとばしり出るような、沸き起こるような発声、そしてそれが長く続けられる。発声が終わったあとでも、体からの迫力が相手にブワーッと襲いかかり続いているものでなくてはならない。これも普段からしっかり声を出す稽古を続けてください
3、切り返しについて
前回も前々回も審査委員長の堀江先生が切り返しについて指摘されていますが、今一度、切り返しについて初段を受ける方だけでなく、指導者も含めて正しい切り返しを実践していただきたいと思います。正しい切り返しをすることにより、剣道の「構え(姿勢)」「打ち(刃筋や手の内の作用)」「足さばき」「間合いの取り方」「呼吸法」さらに「強靭な体力」や「旺盛な気力」などを養い、「気剣体一致の打突」ができるようにしてください。
4、基本に則した打突について
基本動作は良く建物の土台(基礎)に例えられます。しっかりした基礎ができていなければその上に建物を建てることができません。それと同じで、剣道においても正しい基本動作を身に着けていなければ正しい打突や応用技はできません。今一度基本に立ち返り、基本を見直し、基本に則した打突ができるよう稽古を積み重ねてください。
5、日本剣道形について
今回、日本剣道形において不合格者はおりませんでしたが、ただ順番を間違えないよう形をなぞっただけの方が散見されました。日本剣道形の中には、礼儀作法、構え、呼吸、相手との間合い、刃筋、鎬の使い方、手の内の作用、一拍子の打ち、体捌き・・・竹刀剣道の上達につながる多くの要素が詰まっています。審査前にだけ稽古するのではなく、日頃から木刀による剣道基本技稽古法とともに日本剣道形の稽古を積み重ねることをお勧めします。
益々のご精進を祈念いたします。