第42回北信越中学校剣道大会

行事概要
開催日
令和4年8月5日(金)
会場
長野県立武道館
結果

福井県勢の結果

【男子】
▽団体
予選リーグB 1位 三方中
予選リーグC 3位 丸岡中
予選リーグD 1位 鯖江中

▽決勝トーナメント
1回戦
宇ノ気中(石川)3―0三方中
鯖江中2―1羽咋中(石川)

準決勝
宇ノ気中2―1鯖江中

▽個人
5位 下寛人(丸岡中)
5位 和田憲知(武生一中)

【女子】
▽団体
予選リーグB 3位 中央中
予選リーグC 4位 明倫中
予選リーグD 1位 鯖江中

▽決勝トーナメント
1回戦
松代中(長野)3―0鯖江中

▽個人
5位 西山倫代(中央中)
5位 中村葵(中央中)

北信越大会観戦記 福井県中体連剣道競技専門部副部長 山田英典

8月5日、長野県立武道館にて第43回北信越中学校総合競技大会が行われた。佐久市にある長野県立武道館は素晴らしい施設で、試合をする選手にとっても思い出に残る試合になるだろうと期待を持つことができた。
福井県では4日からの記録的な大雨の影響で、大きな被害に見舞われた。選手たちには試合をすることができていることに感謝し、力を出し切って頑張って欲しいと願った。大会が始まってみると、他県では新型コロナウィルス感染症の影響で欠場者もおり、心が痛んだ。
女子団体戦には鯖江中学校、中央中学校、明倫中学校が出場し、鯖江中学校が予選リーグを全勝し1位で通過したが、決勝トーナメント1回戦で長野県の松代中学校に惜しくも敗退した。男子団体戦には鯖江中学校、三方中学校、丸岡中学校が出場し、鯖江中学校と三方中学校が予選リーグを1位で通過した。特に三方中学校は粘り強い試合を展開し、見事な予選リーグ突破であった。決勝トーナメントでは、三方中学校は石川県の宇ノ気中学校に敗れた。鯖江中学校は実力を発揮し石川県の羽咋中学校に勝利したが、続く準決勝で宇ノ気中学校に惜敗した。立派な3位入賞であった。鯖江中学校は男女ともに県大会から北信越大会まで、「つなぐ」試合内容が光った。北海道全中でもメンバー全員で、「つなぐ」試合をしてきて欲しいと思う。
個人戦にも男女6人ずつ出場した。女子個人戦では、中央中学校の西山選手と中村選手が5位入賞。男子個人戦でも丸岡中学校の下選手と武生第一中学校の和田選手が5位に入賞した。例年よりも1回戦を突破する生徒も多く、技や駆け引きで勝負する選手が粘り強く試合をする姿が印象的であった。他県のように体格的に大きな生徒が少ない本県でも、パワーだけではない剣道スタイルを選手自らが磨いていくことも必要であると感じた。
来年度は石川県で行われる予定の北信越大会。北信越大会で上位に進むためにも、「つなぐ」試合ができるチームワークの向上と、気力・技力・体力の向上が求められる。本県選手のみんなと共に今後とも頑張っていきたい。