第35回全国健康福祉祭えひめ大会(ねんりんピック笑顔のえひめ2023) 剣道交流大会

行事概要
開催日
令和5年10月28日(土)
会場
愛媛県武道館
結果

「第35回全国健康福祉祭えひめ大会(ねんりんピック笑顔のえひめ2023) 剣道交流大会」が2023年10月28日(土)~30日(月)、愛媛県松山市の愛媛県武道館で開催され、本県からは4月の県予選会で選出された酢谷一司選手(福井地区)、上嶋啓芳選手(敦賀地区)、宮川保則選手(越前地区)、小堀勝広選手(三方地区)と、監督兼任で奥井俊雄選手(敦賀地区)の5選手が福井県チームとして出場。予選は4チームによるリンク方式のリーグ戦で、山梨県と地元の愛媛県Aと対戦。善戦ながらも2敗し予選4位、決勝トーナメントには進出できませんでした。
試合結果は以下の通りです。

▽予選リーグ 8ブロック
福井県          山梨県
酢谷    ― メ、メ  中田○
上嶋   引き分け    田邊
宮川  コ 引き分け メ 井貝
小堀   引き分け    山本
奥井  コ ― メ、コ  菅谷○
2/0            5/2
※0-2で負け

福井県          愛媛県A
酢谷    ― メ、メ  濱田○
上嶋    ― メ、コ  渡辺○
宮川    ― ド、メ  久保田○
○小堀 コ、メー     清水
奥井    ー メ、メ  田邊○
2/1            8/4
※1-4で負け

【予選リーグの結果】
1位 愛媛県A  2勝
2位 浜松市  1勝1敗(総取得本数7本)
3位 山梨県  1勝1敗(総取得本数6本)
4位 福井県  2敗

【大会結果】
優勝   愛媛県A
2位  群馬県
3位  大分県
4位  茨城県

ねんりんピック笑顔のえひめ2023 剣道交流大会に出場して  上嶋 啓芳

本年4月の県予選会で選出された酢谷一司選手(福井地区)が先鋒、上嶋啓芳選手(敦賀地区)が次鋒、宮川保則選手(越前地区)が中堅、小堀勝広選手(三方地区)が副将、奥井俊雄選手(敦賀地区)が大将兼監督で福井県チームとして出場しました。
チーム揃っての稽古、試合稽古は、7月17日(月・祝)富山市での「第2回北信越高齢者武道大会」への参加、9月24日(日)越前市の禮楽堂での壮行稽古会、10月14日(土)福井県立武道館での「淡海剣友会・福井県寿康会親睦剣道交流稽古会」と少ない強化・錬成でしたが、奥井選手は4度目、小堀選手は2度目、宮川選手は3度目、上嶋選手は3度目の出場と経験豊かな選手揃いで、大会の雰囲気、試合方法、試合に臨む姿勢など初出場の酢谷選手にアドバイスしながら大会に臨みました。
大会予選リーグは山梨県、浜松市と地元愛媛県Aとのリーグになり、リンク方式のため本県チームは山梨県、愛媛県Aと対戦することになりました。
第1試合山梨県との対戦では、先鋒酢谷選手は緊張感で堅さが見えるなかでメンを2本とられ負け。次鋒上嶋選手は取り返そうと果敢に攻めるがお相手も負けじと攻め返すシーンが何度も見られ、お互い決まらず引き分け。中堅宮川選手も取り返そうと攻めるが先にメンに乗られる。しかしその後も取り返そうと攻め続け、お相手がメンに来るところを切れ味鋭い出コテを決め、引き分けとなる。副将小堀選手も得意のコテで何度も攻め続けるが、お相手が警戒して後退気味で捉えることができず引き分け。後がなくなった大将の奥井選手も果敢に取りに行くが先に出ばなメンを取られ、その後は取り返しに攻め続け見事な出コテを取る。残り5秒でコテを取られての負けは残念。
第2試合は予選リーグ最後の試合で16時過ぎに始まる。対戦お相手は地元の愛媛県Aチームで完全アウェー。試合開始の整列をすると、開催地として負けられないという意気込みがひしひしと伝わってきた。先鋒酢谷選手は1試合目の負けを取り返そうと気迫十分で臨むが動きの速いお相手にメンを2本とられ負け。次鋒上嶋選手のお相手は身長180センチ位の長身、見下ろすように前に出て攻めてくる。取り返そうと果敢に攻めるが、数度の鍔競り合いから引きメンを取られる。その後数度の交差、攻め合いの中からタイミングよく諸手ツキを放ち、感触よく決まったように思うが旗は上がらず。その後更にメンに出たところを出コテを取られる。中堅宮川選手も取り返そうと気迫で攻めるが、お相手が狙っていた様に逆ドウを決める。その後も取り返そうと攻め続けるがメンに乗られる。勝負は決まったが副将小堀選手は何とか勝ちを取ろうとタイミングを見図り、お相手がメンに来たところをすかさず得意の出コテを決める。その後も気迫の攻めを続けお相手がのけ反ったところをメンに乗り2本勝ち。大将の奥井選手も堂々とした態度姿勢で果敢に攻め、1本を取りに行くが先に出ばなメンを取られ、その後も取り返しに行くところにメンに乗られ負け。結果は1勝4敗ながらも地元のAチーム相手に果敢に挑んだ試合であり、満足感、出し切り感を感じた試合であった。翌日の決勝トーナメントではその愛媛県Aが優勝したが、予選リーグ2試合、決勝トーナメント4試合の合計6試合(5人×6試合=30試合)の中で勝ったのは小堀選手だけ、今大会で光る1勝となった。
大会を通じて思ったのは、過去の出場大会に比べて各県チーム出場選手のレベルが高くなってきていること、特に前3人のレベルは年齢が若いこともありスピード、技のキレ、攻め続ける体力など、さすがに県を代表して出場している選手達だと感じました。会場で懇談し各県の状況をお聞きすると、県内での予選ではトーナメントで各部門とも5試合ぐらい勝ち上がらないと選手に選ばれない様子。高齢者と言えども層の厚さを感じました。またねんりんピック大会の良さが浸透してきていて、各県内で出場したいという選手が増え、トップクラスの剣道愛好家が「国体(スポーツ大会)の後はねんりんピック」という機運が盛り上がっているのでしょう。本県でもこのような機運が醸成され、県内予選会では多数の剣道愛好家が出場して選手選考し、強い福井県チームを構成すること、そして健康に気をつけながらお互い切磋琢磨し合い、福井県のレベルアップに繋がればと望みます。