第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会

行事概要
開催日
令和4年7月10日(日)
会場
日本武道館
結果

「第14回 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会」が2022年7月10日(日)、日本武道館で開催され、福井県チームは2回戦で宮城県チームと対戦、1対2で敗退しました。優勝は京都府ーム、準優勝が熊本県、3位が茨城県と高知県。

▽2回戦

          福井県          宮城県
監督 高嶋寿美          五十嵐裕子
先鋒  佐藤真子  引き分け   青池玖瑠美
次鋒  眞崎千尋  引き分け   梅原陽乃
五将  佐々木菜奈 コ ー メ、ツ  大西ななみ
中堅  昆野さやか メ、コ ー  田中更幸
三将  加藤あゆみ 引き分け   山田聖子
副将  中村優子  コ ー        橋本一美
大将  味上真紀  引き分け       道内由佳里
※2回戦敗退

観戦記       監督 高嶋寿美
2022年7月10日(日)、日本武道館で開催された「第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会」に初めて監督として出場させて頂きました。日本武道館という会場で試合ができる機会はなかなかありません。選手にとって光栄なことであり、思い出に残る一日です。開会式では、会場がパット明るくなる演出があり、興奮して益々やる気満々になりました。
選手は、各自試合に向けてしっかり準備をしてきたと思います。朝のアップも最後までやっている選手がいるなど、当日の準備もしっかりできていました。試合内容は、全体的に見て自分から間合いを作りに行き、たくさん攻めていて良かったです。有効打突に近い技もたくさんありました。しかし結果は1対2で敗退し、とても悔しい思いをしました。負けた時の責任は監督にありです。試合までに何かできたのではないかと、甚く反省しております。この大会での初勝利を目指していましたが、来年に持ち越しとなりました。来年こそは1勝、というより、上位を目指したいと思いました。
他県の強豪チームは、前半が強く後半に繋げられるチームだったり、後半が強く前半で負けを喫していても後半で追いつき、逆転できるチームだったりでした。前の選手が失敗したとしても、後ろの選手が失敗したとしても「私が決めてやる」「大丈夫、任せて」と言っているようで、試合に対する強い意志を感じました。それがチームを勝利に導いたり、選手全員の士気を高めていると思いました。本県チームは大西選手を軸にすることができます。大西選手を中心に、入賞以上を狙うくらいの気持ちで選手全員が試合に挑み、取れる試合はしっかり取って、厳しいと思われる試合は足を使って相手の攻めをかわし、大将までしっかり繋げて、チームとして結果的に勝利に導くことができるようになりたいと思いました。また全国大会に出場することをゴールにすることなく、上位目指して虎視眈々と意識高く、打ち切る技をたくさん出す。稽古で自信をつける。そして試合を、剣道を真剣に楽しむことが一番だと思いました。
これまでの5人制から7人制になったこともあり、この大会の選手の年齢層はかなり幅広いです。稽古量や体力、スピード、パワーも違います。幅広い年齢層なので普段一緒に剣を交えないし、お互いの交流もあまりない者同士でしたが、移動や食事の時には色々なことを話したりして、とても充実した楽しい時間を一緒に過ごし、素晴らしい経験をすることができたと思っています。剣道の発展を目指して様々な活動をされていらっしゃる方々に、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。