【全剣連】第70回全日本都道府県対抗剣道優勝大会 | 福井県剣道連盟

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行事案内
【全剣連】第70回全日本都道府県対抗剣道優勝大会
  • 剣道
  • 試合
行事概要
開催日 2022年4月29日(金・祝)
会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)
大阪市浪速区難波中3-4-36

全日本剣道連盟主催の「第70回全日本都道府県対抗剣道優勝大会」が2022年4月29日(金・祝)、大阪市のエディオンアリーナ大阪で開催されました。福井県チームは1回戦で兵庫県に勝った静岡県と2回戦で対戦、1対3で敗れ2回戦敗退でした。優勝は茨城県、2位は愛知県、3位は大阪府と福岡県でした。

 

▼2回戦

福井県                静岡県

監督  柳原潤一郎           二橋髙弘

先鋒  宇野竜明    引き分け    藤江宥心

次鋒  奥村龍也    引き分け    野瀬俊也

五将  梅田圭仁     - メ、ツ    秀徳信彰

中堅  西川航平      - メ       設楽海斗

三将  鹿本裕登      - メ、メ     望月一世

副将  中村好伸     引き分け     二橋光哉

大将  松井宏文  ド、コ - コ       吉留秀俊

 

観戦記      強化・選考部長 柳原潤一郎

標記の大会が2022年4月28日(金)、大阪市のエディオンアリーナで開催されました。本県は2回戦からの登場で、初戦で兵庫県を下した静岡県との対戦となりました。先鋒の宇野選手(敦賀高)は終始互角に試合をすすめ、終盤見事な諸手のツキを放ちますが有効とはなりません。接触した瞬間の引き技を狙う場面もありましたが決まらず、引き分けます。次鋒は、今春大阪体育大学に進学した奥村選手。国士舘大学4年生の相手にも全く気後れすることなく対峙し、上からと下からの攻めを効果的に使って相手に好機を与えずここも引き分けます。五将梅田選手(啓新高教)は、12月に行われた前回大会で内容のある試合を披露し、その後の稽古も充実しており期待が持てましたが、試合中盤、勝機とみて出たコテをうまくかわされてメンを先取されます。ここから終盤にかけて、思い切ったメンを何度も仕掛けますが決まらず、さらに攻めこもうとしたところでツキを奪われます。中堅戦は、本県の西川選手(美方高教)が今大会中堅の最年長(38歳)で、その相手選手は同最年少(23歳)という興味深い対戦となりました。立ち上がりから剣先を効かせて好機を伺いますが相手は崩れません。中盤はツキの応酬などがあったものの有効とはならず、さらに間合いを詰めて前に出ようとするところをメンに乗られます。終盤にかけて取り返そうと積極的に仕掛けましたがうまくかわされ一本負け。三将鹿本選手(福井県警)は、一つ取り返したいところと上段から片手メン、諸手のコテなどを何度か仕掛けます。観客席の声援を注意する中断があった直後、片手メンを返されてメンを先取され、さらに終盤に飛び込みメンを追加され、ここで勝負が決してしまいました。副将中村選手(刑務官)は大学時代の同期生との対戦となり、どちらも負けじと技を繰り出すものの有効打とはならず、引き分け。大将の松井選手(敦賀気比高教)の相手は、教士八段の吉留選手で、兵庫県との1回戦では鋭い出ばなコテで2本勝ちしています。序盤にその警戒していた出ばなコテで先取されましたが、果敢に攻撃を仕掛け、攻め間に入って相手の手元が上がったところに思い切ってドウに飛び込むと、これが見事に決まります。さらに終盤、吉留選手がメンに来た出ばなをコテにとらえて逆転、見事な勝負を見せました。静岡県はベスト8に進出、吉留選手は優秀選手に選出されています。

 

 

 

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