第61回北信越高等学校剣道大会が2023年6月16日（金）～18日（日）、新潟県上越市の謙信公武道館（新潟県立武道館）で開催され、本県勢では、男子団体で丸岡高校と女子団体で敦賀高校が共に準優勝、個人戦では男子の部で森陽輝選手、女子の部で森川沙惠選手（共に敦賀高校）が3位入賞しました。
本県勢の試合結果は次の通りです。

【個人戦】
▽男子
３位　森陽輝（敦賀高校）
ベスト８　本島大成（福井工大附属福井高校）

▽女子
３位　森川沙恵（敦賀高校）
ベスト８　杉本和香（敦賀高校）

【男子団体】
▽予選リーグ
敦賀高校　３勝１敗（決勝トーナメント進出）
丸岡高校　３勝１敗（決勝トーナメント進出）
敦賀気比高校　４敗（予選リーグ敗退）
北陸高校　２勝１敗１分（予選リーグ敗退）

▽決勝トーナメント
準々決勝
敦賀　１－１（代表勝ち）龍谷富山
丸岡　２－１　佐久長聖（長野）

準決勝
丸岡　２（本数勝ち）－２　羽咋工業（石川）

決勝
丸岡　１－１（代表勝ち）龍谷富山

２位　丸岡高校
ベスト８　敦賀高校

【女子団体】
▽予選リーグ
敦賀気比高校　１勝３敗（予選リーグ敗退）
敦賀高校　３勝１敗（決勝トーナメント進出）
北陸高校　１勝３敗（予選リーグ敗退）
啓新高校　３敗１分（予選リーグ敗退）

▽決勝トーナメント
準々決勝
敦賀　０（代表勝ち）－０　五泉（新潟）

準決勝
敦賀　２－１　新潟商業

決勝
敦賀　０－１　金沢

２位　敦賀高校

【優秀選手】
男子　宮嶋凜太（丸岡高校）
女子　森川沙恵（敦賀高校）

【北信越大会を終えて】

丸岡高校剣道部　男子主将　宮嶋凜太
僕たち、丸岡高校剣道部は第61回北信越高等学校剣道大会で準優勝することができました。予選リーグでは、思うような剣道を行うことができず、仲間たちに助けてもらいながらなんとか予選リーグを通過することができました。
決勝トーナメントでは、1試合目から仲間同士で信じ合い、みんなで勝つという意識を強くもって勢いのある試合をすることができました。予選リーグとは違い負けたら終わりという場面の中、「負けたくない」という気持ちではなく、「必ず1本取る」という意識が強く、最後まで攻撃的な剣道を貫くことができました。代表戦では、託してくれたみんなの為に正々堂々と戦う事ができました。結果は負けてしまいましたが、悔いは全くありません。
この優勝できなかったという悔しい結果を次の代の仲間たちに託します。応援本当にありがとうございました。

敦賀高校剣道部　女子　主将　杉本和香
私たち敦賀高校女子は、今年団体でインターハイに行くことが出来なかったので、チーム全員での団体戦は北信越が最後の大会でした。メンバーは新1年生も加えた新しいチームで、全員がチャレンジャーの気持ちを持って試合に挑みました。
予選リーグでは2試合目の新潟青陵高校に負けてしまいました。でも｢残りの2試合は絶対に勝つ｣とチームで気持ちを高め合い最後まで諦めずに試合をして、残りの呉羽高校と北信越新人戦のときには負けてしまった羽咋高校に勝つことができました。そして3日目の決勝トーナメントに進むことが出来ました。
決勝トーナメントでは1回戦目から強敵五泉高校との試合でした。でも全員が強気でチームで戦うことができ、代表戦で2年の森川がツキで1本を取って五泉に勝つことができました。ツキを打った時の観客席からの大きな歓声とどよめきは凄く印象に残っています。
決勝戦では大将まで繋ぐことができましたが、あと一歩のところで負けてしまい準優勝という結果になりました。この悔しさを糧にこれからも日々の稽古に全力で励んでいきます。応援よろしくお願いします。