令和7年度 春季福井県高等学校総合体育大会【剣道競技大会】

行事概要
開催日
令和7年6月6日(金)
会場
福井県立武道館
結果

団体は男女ともに敦賀高が制覇!

春季福井県高等学校総合体育大会「剣道競技大会」は2025年6月6日(金)~8日(日)、福井県立武道館で開催され、団体は敦賀高校が男女ともに優勝を果たした。男子は2年ぶり、女子は2年連続の栄冠で、8月7日(木)~10日(日)、広島市の広島県立総合体育館で開催される「第72回全国高等学校剣道大会大会(インターハイ)」への出場権を獲得した。

【男子個人戦】
▽準々決勝
山口範登(丸岡) 1―0 山本玲音(敦賀)
山本紀仁(丸岡) 1(延)―0 出口慧(敦賀)
大谷悠介(福井工大福井)1(延)―0 八幡優(丸岡)
下寛人(藤島) 2(延)―1深川幸希(敦賀)

▽準決勝
山口 1―0 山本紀
下 2―0 大谷

▽3位決定戦
大谷 1(延)―0 山本紀

▽決勝
山口 2(延)-1 下

▽成績
優勝 山口範登(丸岡高校)
2位 下寛人(藤島高校)
※以上2名は8月7日(木)~10日(日)、広島市で開催される全国高校総体に出場する。
3位 大谷悠介(福井工大附属福井高校)
4位 山本紀仁(丸岡高校)
5位 山本玲音(敦賀高校)
5位 深川幸希(敦賀高校)
5位 八幡優(丸岡高校)
5位 出口慧(敦賀高校)
※5位までは6月20日(金)~22日(日)、富山県砺波市の富山県西部体育センターで開催される北信越高校総体に出場する。

【女子個人戦】
▽準々決勝
狩川怜那(敦賀) 2―0 村井栞(敦賀気比)
秋元七海(敦賀) 1―0 小堀心々音(敦賀)
山下心優(敦賀) 1―0 森川瑞紀(敦賀)
塚田紀佳(敦賀気比) 1―0 塚田穂乃(敦賀)

▽準決勝
狩川 1―0 秋元
山下 1―0 塚田紀

▽3位決定戦
塚田紀 1(延)―0 秋元

▽決勝
狩川 1(延)-0 山下

▽成績
優勝  狩川怜那(敦賀高校)
2位  山下心優(敦賀高校)
※以上2名は8月7日(木)~10日(日)、広島市で開催される全国高校総体に、ともに2年連続で出場する。
3位 塚田紀佳(敦賀気比高校)
4位 秋元七海(敦賀高校)
5位 村井栞(敦賀気比高校)
5位 森川瑞紀(敦賀高校)
5位 塚田穂乃(敦賀高校)
5位 小堀心々音(敦賀高校)
※5位までは6月20日(金)~22日(日)、富山県砺波市の富山県西部体育センターで開催される北信越高校総体に出場する。

【男子団体戦】
▽1回戦
丸岡 4―0 羽水
敦賀気比 2―0 啓新
美方 5―0 福井高専
北陸 0(代表勝ち)―0 藤島
福井工大福井 3―1 高志
金津 2―1 武生

▽準々決勝
丸岡 5―0 鯖江
敦賀気比 1(本数勝ち)―1 美方
北陸 4―1 福井工大福井
敦賀 3―0 金津

▽準決勝
丸岡 1―0 敦賀気比
敦賀 1―0 北陸

▽決勝
敦賀 0(代表勝ち)-0 丸岡

▽成績
優勝 敦賀高校(2年振り)
2位 丸岡高校
3位 北陸高校
3位 敦賀気比高校
※2年振り優勝の敦賀高校は8月7日(木)~10日(日)、広島市で開催される全国高校総体に出場する。3位までは6月20日(金)~22日(日)、富山県砺波市の富山県西部体育センターで開催される北信越高校総体に出場する。

【女子団体戦】
▽1回戦
金津 3―0 鯖江
啓新 3―0 藤島
高志 2―1 丸岡

▽準々決勝
敦賀気比 5―0 金津
敦賀 3―0 武生
美方 2―0 啓新
北陸 2―0 高志

▽準決勝
敦賀 2―0 敦賀気比
北陸 1(代表勝ち)―1 美方

▽決勝
敦賀 2-0 北陸

▽成績
優勝 敦賀高校(2年連続)
2位 北陸高校
3位 敦賀気比高校
3位 美方高校
※2年連続優勝の敦賀高校は8月7日(木)~10日(日)、広島市で開催される全国高校総体に出場する。3位までは6月20日(金)~22日(日)、富山県砺波市の富山県西部体育センターで開催される北信越高校総体に出場する。

■大会感想

敦賀高校 剣道部 男子主将 深川 幸希
まず初めに、日頃からご指導くださっている先生方、一番近くで見守ってくれた家族、そして日々切磋琢磨しながらともに成長してきた仲間たちに、感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
今回の優勝は、私たちにとって単なる「勝利」ではありません。この1年間、目標に向かって全員で一丸となって積み上げてきた努力と、乗り越えてきた苦しみと、あきらめずに戦い抜いた証だと思っています。主将としてこの1年は正直しんどいことがたくさんありました。うまくいかない稽古のとき、チームの雰囲気が沈んだとき、意見がぶつかり合って気持ちが離れそうになったこともありました。そのたびに「自分には何もできない」という未熟さを感じました。しかし、そんな時に支えてくれたのは仲間の存在でした。どんなにきついメニューでも、声を掛け合いながら乗り越えてきました。自分ひとりではどうにもならなかったことが、チームという形になったとき、乗り越えられるということを学びました。試合当日、プレッシャーも大きかったですし、簡単に勝てる相手は一校もいませんでした。それでも私たちは自分たちの剣道を信じ、これまでの努力を信じて、最後まで集中して戦い抜くことができました。特に決勝戦は一本一本の重みが全身にのしかかるような、緊張感がありました。でも誰一人として弱気にならず、粘り強く戦いました。声を掛け合い、チームワークの強さを見せることができたと思っています。
この優勝はゴールではなく、むしろスタートだと思っています。ここからさらに上の舞台、北信越、インターハイに向けてより稽古に励み、技術だけでなく人間としても成長していきたいと思います。この結果は私たち部員全員の力であり、応援してくださるすべての方々のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、謙虚に剣道と向き合っていきます。本当にありがとうございました。

敦賀高校 剣道部 女子主将 狩川 怜那
たくさんの方のおかげで、男女ともに優勝することができました。
3年生にとって最後の県大会・上位に繋がる大会ということもあり、1~3年生それぞれに初戦から決勝までこれまでとはまた違った緊張感がありました。それでも先生方からの「この日のためにやってきた」という声掛けや、自分たちの勝ちたい思いで、一人ひとりがみんなの為に必死になって戦いました。「絶対このメンバーでインターハイに行く」という全員の思いが1つになって、全員で戦い、得られた勝利だったと思います。目標である全国制覇を成し遂げるためにも、まずこの県大会でしっかり勝ち切るということをたくさん考えてきました。常にチームワークやチームで勝つということを大事にして練習や遠征にも取り組んできました。この大会ではそのチームワークの部分を発揮することができたのではないかと思います。
しかし、県大会で優勝することが私たちがずっと目指し続けている目標ではありません。私たちの目標は全国制覇です。この大会で優勝し、北信越、インターハイと上位大会へ繋げることができました。ここからが本当の勝負だと思うので、北信越・全国での1番を目指してこれからも全員で努力していきます。
この大会での優勝は決して自分たちの力だけでできたものではありません。指導してくださる先生方、1番近くで支えてくれる家族、共に頑張る仲間、応援してくださる方々など、本当にたくさんの方の支えがあってこその結果だと強く感じています。これからも感謝の気持ちを忘れることなく、さらに上を目指して精進していきます。
応援ありがとうございました。また、これからも応援よろしくお願いします!