【県剣連】令和7年度 第2回段位審査会
県剣連 令和7年度 第2回剣道段位審査会 合格者
2025年8月17日(日) 敦賀市総合運動公園体育館
【初段】 65名
田畑諒 明倫中学校
藤川莉丞 南越前中学校
廣田暁 社中学校
山口己八 朝日中学校
岸本清広 武生第二中学校
安富元政 社中学校
玄津春馬 明倫中学校
上埜朝旦 至民中学校
小島泰樹 藤島中学校
前島圭吾 南越前中学校
福本悠真 明倫中学校
伊藤涼太 坂井中学校
山本陸翔 福大附属義務教育学校
向憂海 南越前中学校
小林祥真 成和中学校
田中一織 小浜中学校
佐々木聡太 至民中学校
松田絆里 鯖江中学校
津田莉乙夢 南越前中学校
秋元励 敦賀気比高校
勢田柚太郎 鯖江高校
遠藤亜星 福井県警察
榊原潤 福井県警察
堀江慧太郎 福井県警察
勝木理央 福井県警察
坂本煌叡 福井県警察
林風翔 福井県警察
太田富博 福井県警察
内田弦 福井県警察
多田圭佑 福井県警察
遠藤之歩 福井県警察
宮川裕一郎 福井県警察
刀根隆斗 福井県警察
五十嵐巧樹 福井県警察
山下宗馬 福井県警察
荒井裕貴 会社員
竹内咲妃奈 朝日中学校
小林希衣 鯖江中学校
出口咲希 松陵中学校
橋本晏利 丸岡中学校
前田有芽乃 至民中学校
吉田美彩 南越前中学校
宮下楓羽 中央中学校
野﨑優那 南越前中学校
谷采和乃 森田中学校
髙橋瑞樹 気比中学校
齊藤蒔乃 森田中学校
堀那月 鯖江中学校
大内菜々華 森田中学校
長橋愛優 松陵中学校
清水麻那 鯖江高校
山添美咲 福井県警察
豊福結菜 福井県警察
杉本楓花 福井県警察
嶋崎想子 福井県警察
武内心花 福井県警察
山本羽仁衣 福井県警察
徳山穂菜実 福井県警察
小林瑞歩 福井県警察
板原茉凜 福井県警察
澤上桜香 福井県警察
森田愛 福井県警察
岡島奈那歩 福井県警察
田中希 福井県警察
片山七海 福井県警察
【弐段】 21名
野木場崚晟 小浜第二中学校
小沢櫂 至民中学校
諸田真大 南越前中学校
森孔明 北陸中学校
荒木春晟 松陵中学校
寺前秀朔 明倫中学校
岩谷賀生 松陵中学校
竹内 智弥 明倫中学校
松永一颯 敦賀気比高校
乗川七音 敦賀気比高校
大内聡 福井工業高等専門学校
小林遼汰 北陸高校
朝倉陸 福井工業高等専門学校
岡本明久 福井大学
北倉悠暉 福井県警察
伊藤祐一郎 歯科医師
向井結衣 松陵中学校
森田帆南 森田中学校
濵野玲良 敦賀気比高校
竹内心和 敦賀気比高校
石山雫 敦賀気比高校
【参段】 17名
中村颯太 美方高校
宮下惺 福井工大付属福井高校
瀨尾朋樹 美方高校
岸本掌 敦賀気比高校
中川綾介 美方高校
岸本心 北陸高校
森池秋良 敦賀気比高校
山田悠誠 敦賀気比高校
上山大輝 福井工業大学
東亮佑 福井県警察
高多英章 福井工業大学
宮野入悠太 福井大学
木﨑裕人 福井県警察
村井栞 敦賀気比高校
西山倫代 北陸高校
小堀真依 敦賀気比高校
増山温子 福井県庁
【四段】 4名
黒川暉瑛 福井県警察
松村美帆 会社員
奥井伸吾 会社員
柏﨑雅己 龍谷大学
【五段】 2名
太田賢宏 公務員
宮本政和 公務員
■審査会講評
審査委員長 川野 学
令和7年8月17日、段位審査会が敦賀市総合運動公園体育館で開催され、審査委員長を務めさせて頂きました。まずもって今回合格された皆さんおめでとうございます。また武運拙く不合格になられた方々には稽古を積み重ね、再度挑戦して頂きたいと思います。毎回この寸評において、審査委員長が審査会において気付かれた点を、特に着装、礼法、切り返し、気勢、打つ機会、日本剣道形について細かく指導されておりますので、今回は審査に向けて、今後稽古等において実践していただきたいことを述べたいと思います。
剣道においては、礼儀作法、所作から構え方,声の出し方、素振り、目付け、体捌きなどの本当に基本的なことを繰り返し稽古することが大切です。基本は剣道の長い歴史の中で、先人たちが汗と涙の結晶として築き上げたものです。一つ一つは当たり前のことで、簡単なことですが、実際にやってみると意外にできない、わかっていないのがこの基本だと思います。この基本をしっかり身につけるためには繰り返し、繰り返し稽古することが大切です。「誰にもできる簡単なことを、誰にもできないくらい続けて」初めてこの一つ一つの基本が身につくと考えております。
基本動作は良く建物の土台(基礎)に例えられます。しっかりした基礎ができていなければその上に建物を建てることができません。それと同じで、剣道においても正しい基本動作を身に着けていなければ正しい打突や応用技はできません。今一度基本に立ち返り、基本を見直し、基本に則した打突ができるよう稽古を積み重ねてください。
また、正しい基本がどのようなものか学ぶ(知る)ことが大切です。例えば、素振りにおける肩・肘・手首の使い方ですが、竹刀を振り上げるときは手首・肘・肩の順に大きく真っ直ぐ振り上げ、振り下ろすときは肩・肘・手首の順に降ろしていき、最終的に手の内が効いた冴えのある打突に結びつかせます。ただ振るだけでなく、冴えのある打突のためにはどうするかを正しく学ぶことです。
この基本に則した稽古は初段受審者のみならず全ての方に必要なことです。今一度、基本を正しく学び、基本に則した稽古を積み重ねてください。そして、この基本を修得するために、「誰にもできる簡単なことを、誰にもできないくらい続ける」ことは、剣道だけでなく何事にも通じることです。
益々のご精進を祈念します。